事例
個人を特定できない内容であれば掲載してもいいよ!とおっしゃられた方の事例を記載しています。
Aさんは30代の頃から「ナイアガラの滝に行きたい!」という、何か強い気持ちがずっとありました。そんな時、前世療法の話を聞いて体験することにしました。
まず見えたのは、丘のある外国の風景。紺色のワンピース姿のシスターがいます。
赤毛でブルーの目をした彼女の名前は、クリスティーヌ。Aさんは自分だとすぐに分かりました。さらに、母はローザンヌという名前で、金髪にブルーの目。詳しく尋ねていくと、Aさん自ら「この人は今の彼氏だ」と言ったのです。
それから森の中を歩いていくと、大きな家がありました。Aさんは涙が出て「入れません。つらくて入れないんです。」と話します。理由をきくと、他界した父の代わりに母が遠方で働くこととなり、とても孤独に過ごしたそうです。
10数年後、Aさんは念願のカナダ旅行が実現しました。バスの中から丘の風景がふと見えた時、「あれは前世療法で見た丘だ!」と驚いて、その場所へ向かいました。
すると、その時の建物が現実にあったのです。近づいてみるとそこは教会で、造りも同じ。3階の窓を指さして「あれは私の部屋だ!」と思わず叫びました。
Aさんは、今の生活が非常に孤独で、常に「自由に生きたい」と言っていたのに気づきました。前世の制約された生活から現世につながっていることに納得がいったのです。
Bさんと仲よしの同僚女性とは、言葉を交わさなくてもお互いに考えていることがわかるのが不思議でした。テレパシーかと思うほどです。 「もしかしたら過去につながりがあるのかもしれない」 Bさんはそう思い、前世療法を受けてみることになりました。
見えたのは江戸時代の日本。田舎の風景の中に、おかっぱ頭の、赤い着物にかわいい帯をした5歳ぐらいの女の子がいました。Bさんは「これは私だ」とすぐわかったようです。そばには2~3歳の妹が立っています。
家はとても貧乏で、女の子は遊郭へ売られ、花魁に。妹はお金持ちの家にもらわれていきました。 その後Bさんは、身受けしてもらった若旦那によくしてもらったようです。立派な池と灯篭が見える庭に佇む、若旦那と成長した女の子の姿が見えました。
若旦那の名前をきかれると、なんとBさんは当時付き合っていた彼氏の名前を告げたのです。
前世療法で手がかりを見つけていくうちに、江戸時代の世界で出てきた妹が、現世で同僚女性としてつながっていることがわかりました。
つまり、妹に会いたいという思いを抱えて前世で亡くなったBさんが、現世では友人として出会うことで願いが叶ったのです。同時に、前世で助けてくれた若旦那が、現世ではソウルメイトとして彼氏の姿で現れたこともわかりました。